漁業者応援募金 2,637,061円
「鍬ヶ崎船首船頭組合に漁船進呈」
多くの皆様からの応援で、目標の300万円にあと少しとなりました。かねてより応援してきた宮古市のほぼ全壊集落「鍬ヶ崎地区」を本拠地としている船頭組合(45名)に、アワビ漁に使用される小型漁船(サッパ船)と救命胴衣45着をお贈りしました。小型漁船は、愛知県のマリーナーからご協力をいただき、極めて程度の良好なエンジンつきの船を購入し、愛知から24時間をかけて陸送いただきました。10月29日に到着し、当会のネームを12月1日に書き込み進水です。まだまだ船は不足しており、引き続き資金が溜まり次第追加して進呈いたします。「鍬ヶ崎船首船頭組合」は、100年の歴史があり、綺麗な宮古湾でアワビやウニを主体に漁をしています。震災で犠牲になった方もおり、また高齢により離れた船頭もおり、現在45名になってしまいました。さらに漁具や共同倉庫もすべて流失し、まったく「何も無い」状態にあります。沿岸の多くの漁師は、手厚い保護を受けながら、どうにか復活へ向けて動いておりますが、この船頭組合は生活を繋ぐ手間賃仕事もなく、無収入で仮設団地で暮らしています。他の組合は、瓦礫撤去作業などで日当12000円を受け取り、何とか生活していますが、現在までそうした仕事はまったくありません。当会は、特に困窮している漁業者へ少しでもお役に立てるよう、継続して応援して参ります。まだまだ資金は不足しております。今後も皆様の温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
また、船が何とか残ったものの、船外機が損壊してしまった船頭も沢山おります。船外機20~30馬力程度を寄贈していただける方がいれば大変助かります。当会までご連絡くださいませ。
会長 草野 悟
三陸鉄道を勝手に応援する会「岩手三陸・漁業者応援募金」
口座名 岩手三陸漁業者応援募金
岩手銀行 宮古中央支店 普通 2096397
代表者 内舘 義幸(うちだて よしゆき)