1月25日付の岩手日報朝刊に、当会の事業が取材、掲載されました。大きく取り上げていただき、また当会の趣旨もわかりやすく掲載していただきました。
当会の「黒字化プロジェクト」の事業の一環で、サントリーサンさんプロジェクト様はじめ、会員各位、そして応援者の皆様からのご支援で発行することができました。内容は、人口減少が進み、コロナ問題などで観光が衰退。三陸地域の「なりわい」が落ち込んできている中、東日本大震災から10年を経過し、それで復興が一段落、のようなイメージも出ているが、大事なことは「次の10年」であり、そのためには沿線の13市町村と三鉄が手を結び、ともに三陸の活性化に行動しましょう、と呼びかけるものです。
読本は5000冊印刷し、約3500冊を沿線13市町村の全職員さんに無償進呈します。また募金をしていただいた方々への御礼ほか市町村の公的施設にお送りします。
この読本をテキストとして、市町村の有志をお招きして「三鉄・次の10年へ 講習会列車」を2月8.9日、17日に運行します。講師は黒字化プロジェクトの座長「齋藤徳美岩手大学名誉教授」と「三陸鉄道 中村 一郎社長」「三鉄取締役 金野 淳一本部長」が担当します。
ますますオミクロンの脅威が広がってきており、油断ができない環境にはありますが、当会の目的の一つは「三陸鉄道の活用」にあり、セミナーや講習会、会社の忘年会や役員会など、いろいろなシーンで使ってもらえることを目指しています。その意味で沿線市町村の職員さんたちが、「使い勝手の良い三鉄」を学ぶことは、住民列車としての幅を広げることになります。
会員の皆様も、ぜひどしどし「貸し切り列車・2時間で1両26.000円(岩手県が半額補助)」を活用してください。