月別アーカイブ: 2011年12月

岩手沿岸漁業者応援募金

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岩手沿岸漁業者応援募金  残 1,931,232円

皆様からの応援募金は、宮古市の鍬ヶ崎船頭組合に小船1艘と救命胴衣45着をお届けし、現在残高が上記の通りです。まだいろいろな企業、個人の皆様から応援が続いていますこと事務局として厚く感謝申し上げます。

岩手県の漁業は、定置網が5割程度復旧し、頼みの秋鮭漁がピークとなっています。ただ例年の漁獲量が半分以下、冬の鮑漁も再開したものの不漁が続いており、まだまだ漁業者の皆さんは苦労しております。当会の応援も大きな支援は出来ませんが、皆様からの応援を決して無駄にしないよう、困窮漁師への支援を第一に取り組んでまいります。年末なにかと集まりも多くなりますので、僅かですが宮古、山田の船頭会へ酒肴料としてお届けしたい思っております。

これから益々冷え込んでくる中での漁となりますが、働けることが喜びとある老漁師は言っておりました。皆様、岩手のアワビを店頭で見つけましたらぜひご購入くださいませ。そうした応援が大きな励みとなります。

また、復活しました山田町の「牡蠣小屋」を支援する「山田夢プロジェクト」へ小船を一艘寄贈いたしました。船外機がついていませんが、中古で良品が出次第購入しお届けいたします。

まだまだ復興は先です。これからも応援よろしくお願い申し上げます。茅ヶ崎のUさん、ピアニストのMWさん、ザ・Mさん、TOTOさん、いつも応援ありがとうございます。

漁業者応援募金 TOTOの皆さん、ご協力に感謝

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三陸鉄道を勝手に応援する会の岩手沿岸漁業者応援募金に沢山の支援をしてくれた会社があります。「TOTO」さんです。トイレでおなじみの大メーカーさんです。この会社さんのイベントで「お客様感謝祭」というのが茅ヶ崎などの「リモデルクラブ店」という関係先で行われ、大震災支援募金を行ってくれました。沿岸支援で宮古を訪れていた社員の方々が当会の宮古支部の梁山泊「うちだて」に客として来ており、そのときに「漁業者応援募金箱」に個人として寄付してくれました。奇遇にも当会宮古支部長の長男一平君もTOTOに勤務という偶然です。そうしたら会社挙げて行っているイベントでの募金まで振り込んでくれたのです。人の縁、被災地でのつながりって本当に素晴らしいですね。「なぜ私たちの会に応援を?」とお聞きしましたら「目に見える応援がしたい」という理由でした。私たちはご高齢で支援が届かない漁業者の人たちを応援していますので、目的がはっきりしているということです。有難いですね。先月一艘贈りましたので、2艘目の漁船に使わせていただきます。陸上でも厳しい真冬ですが、海の上はさらに厳しさを増します。そんな中、被災した漁師さんたちが、冬の鮑漁に取り組み始めました。ほぼ12月から「口開け」となる鮑漁に生きがいを感じると鍬ヶ崎の老漁師さんは嬉しそうに話していました。それでも、まだまだ漁具などが不足しているようです。TOTOさんはじめ、全国の皆様からの応援は、厳寒期の暖かな温もりです。

もし「宮古産アワビ」を店頭で見つけましたら、ぜひご購入してください。ほんの少しでも年末のご馳走代になるように、当会から「年末差し入れ」をお届けしてきます。

漁業者応援募金12月報告

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漁業者応援募金 2,637,061円
「鍬ヶ崎船首船頭組合に漁船進呈」

多くの皆様からの応援で、目標の300万円にあと少しとなりました。かねてより応援してきた宮古市のほぼ全壊集落「鍬ヶ崎地区」を本拠地としている船頭組合(45名)に、アワビ漁に使用される小型漁船(サッパ船)と救命胴衣45着をお贈りしました。小型漁船は、愛知県のマリーナーからご協力をいただき、極めて程度の良好なエンジンつきの船を購入し、愛知から24時間をかけて陸送いただきました。10月29日に到着し、当会のネームを12月1日に書き込み進水です。まだまだ船は不足しており、引き続き資金が溜まり次第追加して進呈いたします。「鍬ヶ崎船首船頭組合」は、100年の歴史があり、綺麗な宮古湾でアワビやウニを主体に漁をしています。震災で犠牲になった方もおり、また高齢により離れた船頭もおり、現在45名になってしまいました。さらに漁具や共同倉庫もすべて流失し、まったく「何も無い」状態にあります。沿岸の多くの漁師は、手厚い保護を受けながら、どうにか復活へ向けて動いておりますが、この船頭組合は生活を繋ぐ手間賃仕事もなく、無収入で仮設団地で暮らしています。他の組合は、瓦礫撤去作業などで日当12000円を受け取り、何とか生活していますが、現在までそうした仕事はまったくありません。当会は、特に困窮している漁業者へ少しでもお役に立てるよう、継続して応援して参ります。まだまだ資金は不足しております。今後も皆様の温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
また、船が何とか残ったものの、船外機が損壊してしまった船頭も沢山おります。船外機20~30馬力程度を寄贈していただける方がいれば大変助かります。当会までご連絡くださいませ。

会長  草野  悟

三陸鉄道を勝手に応援する会「岩手三陸・漁業者応援募金」
口座名 岩手三陸漁業者応援募金
岩手銀行 宮古中央支店 普通 2096397
代表者  内舘 義幸(うちだて よしゆき)