月別アーカイブ: 2017年10月

会長の「三鉄日記」

10月23日の台風21号通過では、三陸鉄道が北、南リアス線を全面運休としました、台風は太平洋沖合に抜けてどうにか対処できたようです。ただ沿岸各地は大雨による河川の氾濫警報が続き、多くの住民に避難指示が出ていました。相次ぐ災害ですが、皆様もくれぐれもご注意の上、無事新しい年を迎えられますよう願っております。

 そんな中の三鉄恒例の人気イベント「第9回秋のさんてつ祭り」が11月5日に開催されます。

北三陸のうまいもの集合や、もちまき大会のほか、恒例の軌道自転車乗車体験、鉄道用品販売(超レアなグッズも)、鉄道むすめ2018年カレンダー発売など盛りだくさんの内容です。ぜひ久慈駅 秋のさんてつ祭りへ。

 

会長の三鉄日記 vol 5

三陸鉄道の宮古駅と、右側に見える宮古市役所新築工事の建物に跨線橋が10月11日にかかりました。宮古駅前広場と市役所を結ぶ幹線通路となります。宮古市役所は、東日本大震災で2階まで津波が押し寄せ、大きな被害となりましたが、その後応急処置をしながら業務を続けていました。宮古市の復興計画の柱に「コンパクトシティ構想」があり、駅を中心とした街づくりに向けた動きとなっています。新市役所は2018年、来年7月完成を目標に、連日巨大なクレーン2機が活躍しています。宮古駅前がにぎやかになってくると思います。その翌年2019年には、三陸鉄道は宮古駅と釜石駅間を走るJR山田線を移管され、163キロの三陸一貫鉄道として生まれ変わります。三陸鉄道の本社は現在のままで宮古駅が中心となります。盛岡から宮古までは、JR山田線が従来通りの運行となりますが、脱線事故の補修工事がまもなく終了し、この秋、11月に復活となります。様々な交通網が整備されてきており、沿岸の中心的都市として宮古の役割が期待されています。当会としては、2019年の一貫鉄道開通の時に何らかのイベントを行いたいと考えております。