月別アーカイブ: 2015年8月

三鉄ぽっぽ屋 「 伝説の鉄っちゃん カリスマ鉄っちゃんへ」 冨手 淳 1961年生まれ 自由気ままな独身王子

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何にでもマックスまで突き詰めていく。そんな冨手を社員は「MAX冨手」と呼ぶ。

鉄道ファンならほとんどの人は知っているという三鉄一の有名人である。撮り鉄と言われることが多いが、本人は否定する。「鉄道に関してはなんでもですよ」とやや自慢げに自慢する。写真はプロ級で、鉄道写真コンクールの常連入賞者だが、乗り鉄でもあり、鉄道模型きちがいでもあり、鉄道歴史、資料収集など幅が広い。激務の中、休暇を取るのが唯一の息抜きで生きがいだ。どこにでも出かける。全国乗ったことのない鉄道は一つもない。その合間の温泉も好きだ。しかも秘湯の会っぽいところで、湯船に大きな体を浮かべ、ぷかぷか浮いているのが好きだ。

神奈川大学在学中は、鉄道研究部に所属していた。そのためか全国に友人がいる。所属団体も、「岩手鉄道模型仲間の会」「佐賀鉄道研究会」「日本ナショナルトラスト」「北海道鉄道文化協議会=解散」と奥が深い。鉄道のほか、乗り物は何にでも興味を持つ。飛行機も好きだ。実はバスも趣味の範囲に入っているのだ。そんなものだから、飛行機に乗ってバスで秘湯に行き、帰りにローカル線で旅し、また新幹線で帰ってくるなどのコースを自由にアレンジする。それも仕事の合間の楽しみなのだ。

三鉄は、趣味と仕事が合致した「夢の職場」なのだ。子供がそのまま大きくなった冨手は鉄道があれば何もいらないと、今日も勝手に独身を楽しんでいる。でも・・女性には興味があるように見える。

とにかく楽しく、ユニークで笑える列車企画

「 三陸ワカメ王子総選挙 イベント列車 」

岩手県の養殖わかめの生産量は日本一。養殖環境も優れた良質なワカメの産地が岩手沿岸に沢山あります。岩手のワカメは、手間暇を惜しまずに育成しています。それぞれの浜には海流や地形、育成手法など特徴があり、どこでも自信を持って出荷しています。三陸ワカメ王子は、そのワカメ養殖に人生をかけている独身漁師やワカメをこよなく愛するホテルマンなど、総勢7名のワカメ王子を選出しました。列車内で「おらほが一番」と浜自慢を披露し、そして自身の魅力をオーバーに表現してもらい、参加者が投票で「キング」を選ぶイベントです。

列車では、三陸自慢のワカメや昆布をふんだんに使用した特製ワカメ弁当を食べながら、ワカメ王子のアピール合戦を楽しみます。歌あり、パフォーマンス有り、クイズ有りで賞品としてワカメ商品を多数準備しています。

参加費は、宮古―久慈往復(通常3700円)の運賃と特製弁当、参加賞などがセットになってお一人2000円と破格の安さとなります。ただし条件は、中学生以上となり小学生以下は参加できません。特例としてお母さんが抱きかかえられるお子様(幼児)との参加は無料でOKです。

三陸鉄道の北リアス線の往復という魅力ある鉄道の旅と豪華なレトロ列車でのイベントをお楽しみください。募集定員は40名。定員になり次第締め切りとなります。

宮古駅集合となりますので、その間の交通費、宿泊費等は各自のご負担となります。格安でお土産が付いて遊べる楽しい「ワカメ王子列車」にぜひご乗車ください。

Acrobat 文書

 

 

 

三鉄ぽっぽ屋「団体旅行のスペシャリスト」三浦 芳範

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三陸鉄層には「三鉄ツーリスト」という花形部門がある。震災学習列車や三鉄フロントライン研修には欠かせない存在だ。地域の高齢者にも人気が高い。「三浦さんじゃないと申し込まない」と駄々をこねるファンが多い。(高齢者女性)

決して手を抜かない。どんなわがままな注文にも必死に応え、確実に実行する。その信頼度は旅行エージェントからも高く評価されている。大槌町出身で、山奥の自宅から町の学校まで毎日歩いて登校。6年間続けた。高校時代は野球部で4番ファーストという花形だった。三浦は「花形」が好きだが、実務は「裏方」に徹する。三陸鉄道の入社は遅かった。1986年入社、今年で29年。三鉄には珍しく、ほぼ大半を観光業務で過ごしてきた。1期生より年長だが、雰囲気はとても若い。妻と娘、ともに一人ずつ。大事にしているというか、女系家族のため発言権はあまりない。それでも家庭が楽しいと言う。

足腰が丈夫なため、「きっと100歳までは大丈夫」と本人は胸を張るが、案外そこまで生きられると妻は複雑だ。三浦はジョークを理解するのが遅い。でも結構笑いながら話をする。ちょっと変だ。

三鉄ぽっぽ屋 「まじめすぎ、耐えすぎ、優しすぎ」南リアス線の新星 運転士 志田 貴郁

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平成10年入社の三鉄にしては極めて若い運転士である。1期生が多い中、次を期待されている大型新人(17年も経過しているが)である。高校野球の名門、陸前高田市の高田高校野球部一筋で過ごしたスポーツマンだ。意志が強く、前向きな性格で、東日本大震災でも、自身が大きな被害を受けたが仕事に没頭した姿は同僚の涙を誘った。芯は強く忍耐強いが、優しすぎる性格から自己主張はしない。寡黙にニコニコと笑顔を浮かべ、頼まれたことはなんでも引き受けるナイスガイである。押し切られて引き受けるケースも良くある。そんな志田を先輩も同僚も温かく見守る。運転士としては乗客からよくお礼を言われる。親切に丁寧に応対する姿が好感を呼ぶ。まさに三鉄のイメージそのものの運転士だ。

郷里の大船渡を離れ、北リアス線運転士として頑張ってきたが、この度の異動で故郷の南リアス線運転士となった。実家から通えるようになった。実家へのお土産は新妻だ。宮古勤務時代に職場結婚した。何気ない会話から結婚に結びついた。(押し切られたという噂もあるが、真相は不明だ)

これからは、新妻(と言っても2年経過)と両親と南リアス線と幸せな日々を過ごす。南リアス線最年少の花形運転士として、先輩運転士たちを脅かす存在になって欲しいと上司の吉田は願う。優しすぎる運転士志田。人懐っこい笑顔で人気となる日も近い。

三鉄ぽっぽ屋「バイクライダー運転士」 横田 栄幸

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じゃっかん腹が出ているような気がするが、れっきとした三鉄花形運転士だ。「あまちゃんファン」にはなじみが薄いが、玄人受けする運転士なのだ。K本部長のような派手さは無いし、女装も出来ない。つまり正常な運転士なのだ。

真面目=横田、と言われるほど真面目である。本来の三鉄の姿が横田運転士なのだが、最近は有名人が多く、化石化してきている。

そんな横田の趣味は「妻とのツーリング」だ。受け取り方によっては「つまらない」。横田のバイクは1400cc。横田の体を支えるマシーンだ。愛する妻にも普通二輪免許を今年の六月に取らせ、250ccのバイクを買い、念願の夫婦ツーリングが実現したのだ。横田は「妻以外目に入らない」ほど変だ。横田は「こう見えても二輪車指導員免許があるんですよ」と謙遜気味に自慢する。三陸海岸を疾走する夫婦ツーリングの気持ち良さはなんとも言えない。妻とは無言でも意志が通じ合う。以心伝心というやつだ。だからバイク二台に乗って離れていても、心の会話ですべてが通じるのだ。後ろをついてくる妻の凛々しいバイク姿をバックミラーで見るとき、新婚のようにドキドキしてしまうらしい。恐るべし。

学生時代は吹奏楽部に所属し、趣味は映画観賞とバイク。女装してはしゃぐ社員たちとは一線を画するのだ。能年玲奈主演の映画しかみない中年仲間とは明らかに異なる崇高な映画しか見ないのだ。それも妻と一緒に。

いつもニコニコの横田運転士は、とても親切だ。お客様との笑顔の会話で地元の人たちからも慕われている。気が長く我慢強く優しい三拍子そろった運転士だ。

三鉄奇人変人クラブに入会させることとした。