ごあいさつ

会長 草野 悟

なぜ「勝手に応援する会」なのか?と設立以来、ほうぼうから質問がきます。つまり「勝手に」じゃなくて「きちんと応援したら?」という意味合いかと思いますが、このことについて勝手な解釈をいたします。
そもそも、「岩手県をこよなく愛する統一感のないメンバー」が勝手に集まり、「どうも三鉄が赤字で大変だぞ」っていう話題になりまして、「それじゃあ、応援しようぜ」と単純にまとまった次第です。ところが、赤字の根本原因や地元利用者の方々の背景や、沿線市町村のご苦労など、そうそう簡単に我々が頑張ったからと言って解決できるものじゃないことは明白。また、初期メンバーの顔ぶれも実に多彩。意見が一致するようなメンバーじゃありません。それじゃあ、とにかく「それぞれが自分のできることで勝手に応援しようよ」と。
まあ、それでも応援するアイディアは楽しく、愉快に、話題になるようにといろいろ企画しまして昨年も実施してきたわけですが、そのつど参加の呼びかけをし、自分の都合で勝手に参加できる方法を取ってきたわけです。
とにかく話題にすれば、多くの人たちが「三陸鉄道」に興味を持ってもらえるという至ってシンプルな発想なのです。そんな自由に勝手に応援するスタイルに、徐々に賛同いただく方々が集まり、200名以上の会になってきました。
会員になりますと、希望で会の名刺を作る事が出来ます「特命PR担当」という肩書です。「自分なりに自由に勝手にPRするのだよ」っていう趣旨です。県会議員のK先生などは、すでに何度も増刷し、名刺を大活用いただいておりますし、東京や仙台などからも加入いただいております。職業、年齢、性別など制限はまったくございません。とにかく楽しんで応援する会でございます。
そんなことで、ぜひこの「肩の凝らない会」へ皆様もご参加くださいませ。