三鉄ぽっぽ屋「熱すぎる男たちシリーズ」久慈のナイスガイ 夕向 幸成 45歳

20150213

左側ではない。右側の笑顔でポーズをとっているのが夕向(ゆうむかい)である。爽やか系NO1の美男子のため、若干同僚のひがみを買う。左側で腕を組んで監督ポーズをとっているのは二橋であり、監督とはまったく無縁なので省く。ただ立っているだけだ。二橋もひがんだ顔をしている。

細かいことは全く気にしない。格好良ければすべては明るくなれる。ずいぶん前に久慈駅でお釣りを間違えて1万円損したが、将来に役に立つ勉強代だと前向きに解釈する。「ずぶんの長所は、大雑把で明るいところっす。短所は、細かいことは気にしないことです。O型ですから」とこの笑顔だ。本部長の金野は「細かいこと気にしないじゃなくて、冷静に一つ一つ物事を判断しなさい。」と指導するが、「そうっすね」と明るく応える。「震災で沈んだ心をずぶんの元気で盛り上げていくんだ」とLED顔負けの明るさなのだ。多少の失敗や、早とちりや、細かな間違いなど、「気にしていたら元気が消える」と前向きだ。全国的話題を発信している「三鉄キットドリームス」のコーチと選手を兼任している。中学時代は野球部のキャプテンだった。全国大会を目指して頑張った。行けなくても「頑張った」ことが素晴らしいのだと明るく振り返る。

仕事は運転士だったが今は「指令」だ。冷静沈着な行動、判断が不可欠なセクションだ。「安全、安心な運行をしなければならない。自分に合った、男として最高の仕事場」と誇りをもつ。「三鉄の中堅社員として、何よりも社内の雰囲気を盛り上げることが大事で、一致団結して三鉄の将来を強固にしなければならない」とたまにはまともなことを話す。