三陸鉄道・全線再開通記念 ラグビーボールと選手モニュメント
企画開始から1年3カ月。ようやく完成しました。製作に関しましては、会費とは別に皆様から応援金を募りました。宮古支部と合わせて200名を超える応援がありました。ご寄付頂いた方お名前は、モニュメント横の記念碑にネームプレートで表示します。今回は、クレディセゾン(セゾングループのカード会社)と三鉄応援企画として共同で実施いたしました。クレディセゾンの募集は、一人1万円で金色のプレートとなっており、こちらはラグビーボールに直接貼り付けます。セゾン側の募金は全額三陸鉄道に寄贈されます。当会会員で、彫刻家の植野義水さんが10カ月以上を費やして完成させました。最初に、住田町の三陸気仙の集成材約2トンを重ね、密着させてから削り出しました。ラグビーボールは、釜石シ―ウエーブスの練習ボールを見本に、左右均等に丸く削り出し、表面を磨き上げました。お一人での作業で大変ご苦労をおかけしました。心より感謝申し上げます。ラグビーボールの上と周囲には、シ―ウエーブスの選手15人と監督を猫選手に置き換えて、ユーモラスな姿態で登場させました。このモニュメントは、釜石市の復興のシンボルと勇気である「シ―ウエーブス」の活躍と、釜石市はじめ沿岸の復興を祈願するものです。4月5日以降は、固定設置ですので、毎日見学できますので、皆様機会があればご見学くださいませ。
会長 草野 悟