三鉄黒字化プロジェクト「駅を有名にするプロジェクト」津軽石駅にモニュメント寄贈
8月31日、三陸鉄道新路線、旧山田線の「津軽石駅」に巨大な『鮭のモニュメント』を寄贈し、セレモニーを行いました。製作は当会会員の植野義水さん。ケヤキの大木で、2011年3月11日の大津波で久慈の浜に打ち上げられたものです。海から来た巨木、植野さんはとっさに海に帰りまた川に戻る南部鮭を想像し、3年の月日をかけて製作しました。無垢の巨木は総重量1.1トン。三鉄の施設作業員の方々10名が取り付けてくれました。31日には、津軽石鮭繁殖保護組合や地域の住民多数が参加し、盛大に設置式をおこないました。津軽石駅は、近くに津軽石川があり、昭和時代には鮭遡上の河川で全国一の漁獲量を誇り、地域住民は「鮭のまち」として長らく鮭を大事にしてきたところです。寄贈に当たっては、会員有志、岩手県庁有志、三鉄有志などからの寄付で運搬や設置を行いました。ご協力に感謝申し上げます。募金者銘板は、この鮭のモニュメント横に設置してありますので、寄付された方はぜひご確認に津軽石を訪ねてください。無人駅ですが、地域住民の方たちが、鮭のぬいぐるみを多数取り付け、また巨大な鮭のはく製などを展示しています。三鉄の列車からも見えますので、車内からも見学できます。