当会から遊覧船(仲介)と船外機を寄贈した山田夢プロジェクトは、寄贈された船を使って山田湾の観光クルーズを行っていました。「絆船クルーズ・はんせんクルーズ」と名付け、被災した山田の観光復活を願う青年たちの取り組みです。
その第一号が、湾内の沈下岩礁に衝突し、修復不能の事故を起こしました。幸い乗船者に怪我は全くなく、船だけの破損でした。この船は、震災後沖縄の漁師から寄贈を受けたものですが、東北の海の漁には使えず、活用方法を模索していたところ、当会会長に相談があり、湾内遊覧なら可能として、当会が仲介し寄贈しました。また動力の船外機は、震災後は品薄となり高価であったため、自前の調達は無理だったため、当会の資金から購入し寄贈した経緯があります。今度の事故では船外機は無事でしたので、舟だけの調達となりました。
震災後沖縄からの小舟は、宮古市議の橋本氏(NPOみやこマリンフィールド代表)が管理していましたが、1捜保管して残っておりました。(本来は当会会員が普代村くろさき壮で使用予定)
その残っていた船を、8月21日山田夢プロジェクトに仲介、進呈いたしました。
船の保存状態は良く、すぐにでも走行可能です。今後海事事務所への届け出などを済ませ、再び美しい山田湾を疾走することになります。有料ですが、誰でも観光遊覧が可能です。お問い合わせは山田夢プロジェクト(ネット検索)に