三陸鉄道を勝手に応援する会 のすべての投稿

会長の三鉄日記 「落ちないにゃんこ神社」

2月末から3月はじめにかけて、三陸地方は記録的な豪雪となりました。記録が残っている気象記録の中で、最大の積雪で、三陸鉄道は2月27日から3月1日まで運行停止が続きました。ラッセル車が3台ありますが、全機稼働は初です。宮古50cm、久慈60cm

田野畑村は未確認ですが1mを超えたとの情報がありました。春のドカ雪、ベタ雪です。例年なら、3月末から4月初旬でしたが、温暖化なのでしょうか、季節感が狂っています。大混乱でしたが、首都圏のような大事故は発生していません。雪国の対処能力ですね。

 

岩手日報3月4日朝刊に、当会が寄贈した宮古駅の「にゃんこ神社」の合格祈願カードの配布が始まりました。毎年、にゃんこ神社の前で祈祷し、そのカードを受験生にお配りしています。神社と猫は当会会員「植野義水」さんの作品で、多くの会員、応援者の募金で神社を寄贈しました。木彫のため、相当古くなっていますが、東日本大震災の巨大地震を乗り切り、暴風、地震、落雷にも負けず、いまだに片手でぶら下がっている猫を守っています。三鉄宮古駅0番ホームにありますので、皆様機会がありましたら是非ご覧ください。

  • ただいま、三陸鉄道の開業40周年の記念絵本を制作中です。多くの方から応援募金をいただきました。感謝申し上げます。4月13日に配布を開始します。募金者の方々にもお送りいたします。

 

新聞は、岩手日報社の記事です。

「三鉄40th記念絵本 ただいま制作中」寄付金の御礼


2023年もまもなく区切りとなります。岩手県出身の大リーガー「大谷翔平」選手のドジャース移籍が世界的話題となって今年もあとわずかです。
三陸鉄道は、社員が一丸となって、来年2024年4月、日本初の第三セクター方式鉄道が開業して40年を迎えるため、様々な記念企画を準備しています。すべて手作り企画ですが、沿線住民、全国の三鉄ファン、三陸を訪れる観光客の方々に向けて「喜んでいただくために」を合言葉に頑張っています。

当会が応援する企画「大人になってもずっと三陸・ずっと三鉄 三鉄41駅を巡る旅」の絵本を制作中です。この絵本は、Bトレインショーティーというミニチュアトレインが三鉄各駅を巡るという設定の絵本で、沿線の未就学児童施設、すべてに寄贈するものです。目的は、小さい時から郷土愛を育んでもらい、できればずっと三陸にいてほしいと願う人口減少対策の一つです。当会は、ボランティアでこの絵本企画を進めており、資金は皆様の応援とサントリー未来チャレンジプログラムからの助成金でまとめています。応援者はすでに170名を超えています。岩手県庁にもかなりの応援者がおります。
来年4月 開業40周年に「非売品」として2000冊発行します。デザイナー、カメラマン、イラストレーター、作家などすべてボランティア参加で行っています。

いろいろあった年ですが、みなさまどうぞよいお年をお迎えくださいませ。

会長の三鉄日記 「三鉄・市町村 交流会列車」


3月16日 釜石市との交流会列車を最後に、1月17日 大船渡市から始まった当会の提唱企画が終了しました。三鉄の歴史の中でも、沿線市町村職員を中心とした勉強会列車を10本も運行したことは初めてです。首長や幹部も参加し「三鉄をいかに活用し、自分たちの地域を活性化させるか」を学びました。
当会の「三鉄黒字化プロジェクト」座長の岩手大学名誉教授 齋藤徳美先生と、同じく黒字化プロジェクトのメンバーで商品開発プロデューサーの五日市知香さんが10回すべて参加し、三鉄との取り組みについて話をしました。
実施した市町村は、大船渡市・釜石市・大槌町・山田町・宮古市・岩泉町・田野畑村・普代村・野田村・久慈市の10市町村です。
当会の活動は、サントリー東北サンさんプロジェクトの助成と会員と応援者の寄付により実施いたしました。三陸鉄道の活性化は、即刻三陸地域に影響を及ぼす重要な題材です。三鉄を活かしていけば、必ず三陸の地域活性化に直結してきます。当会は、今後も東日本大震災からの立ち上がりを応援してまいります。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。