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三陸鉄道を勝手に応援する会 活動報告

梅雨が長引く三陸沿岸です。毎日のニュースで流れる「熱中症」は、岩手では遠い国の話のようです。

お盆が近づき、各地で追悼、鎮魂のイベントが目白押しです。当会の応援企画は下記の通りです。お時間のある方はご参加、応援お願いします。

 

1.「芸人集団・宮古市鍬ヶ崎地区慰問・バラエティーショー」

  当会が主催応援です。鍬ヶ崎小学校で、仮設住宅生活者を主に招待します。
  当会会員のイオンスーパーセンターからも参加者の皆さんにお土産提供があります。
  7月29日 鍬ヶ崎小学校 12:00開演  16:00終了

2.宮古市田老地区 巨人軍OB野球教室 篠塚選手、定岡選手、林選手 ほか田老地区  の小学生と、三陸鉄道の社員子息を対象に行います。
  8月9日 田老第一中学校 9:00~
  主催は「チャイルドファンド ジャパン」 当会は手伝いです。

3.和歌山大学 ボランティアグループ 夏季活動応援
  草野会長がセミナー主宰
  8月26日~29日 陸前高田市・山田町  岩手県立大学協力

4.当会重鎮 退任祝い 「大騒儀」
  当会顧問 阿部 正樹氏 (IBC岩手放送 元 代表取締役社長・会長)
  当会恒例のお騒式です。暑気払いを兼ねた楽しい会です。
  弔電ではなく 跳電 も賜ります。

  9月2日 盛岡市駅前 ホテルメトロポリタン ニューウイング11階
  香典ではなく 好典(会費) 7000円 (お供物費・好典返しを含む)
  18:00より ※ 参加ご希望の方は事務局まで 追って会員には案内書送付

 

このほか、沿岸の復興へ向けて動き出している担い手グループを随時応援しています。
特に沿岸漁業者応援を強化しています。

皆様、これから夏休みに入る方もいるかと思います。事故などご注意の上、元気なお顔で集まれるようご期待いたしております。

宮古 仮設住宅団地に一年間米の支援

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当会が仲介し、宮古市鍬ヶ崎児童公園仮設住宅17戸に、各世帯に毎月5キロの米を一年間支援することになりました。

これは、世界的に知的障害者を支援している「パイロットクラブ」の盛岡支部からの依頼で仲介しました。

被災地で暮らす避難者は、狭く壁の薄い仮設住宅で苦労しながら暮らしています。中にはあまり外出できないご高齢の方、足の不自由な方も多くいます。今でも全国各地から様々な支援物資が届きます。そんな中で、被災者の方々と話をしていると、「今一番不自由しているもの、必要な物」は何かと聞きましたら、大半の人たちが「毎日食べるお米」と答えました。そうした情報を元に、店を完全破壊された米穀店(仮設店舗で復活)、団地のリーダーのふとん店(仮設店舗)にお願いし、パイロットクラブとつなぎました。一回目の配布が6月3日に行われ、仮設住宅の住民から大変感謝されました。

被災地は、2年4カ月を経過し、一見様変わりしているように映りますが、実は生活苦、精神的苦痛が以前より増してきているのが実情です。小さな支援、応援でも長く続ける「継続」がとても大事です。

当会の活動は、こうした地域が少しでも元気になるよう、今後も「若者応援」を中心に、次世代につながるように続けて参ります。会員皆様のご理解と応援を引き続きお願いいたします。

山田夢プロジェクト

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三陸鉄道を勝手に応援する会では、宮古支部が中心となり「いわて三陸漁業者応援募金」を行っています。この募金には、会員でレゲエ歌手のリクル・マイさんも別途募金活動を行い、合体して応援活動をしています。今まで多くの方々から応援金をご送金いただき、困窮漁業者への小舟寄贈、山田夢プロジェクトに観光用小舟、大船渡吉浜地区の漁業者青年部へ復興応援金を寄贈、ほか被災地でのイベント協力など多数活動をしています。

11月27日、山田町の青年でつくる任意団体「山田夢プロジェクト」に30万円の活動資金を寄贈しました。「山田夢プロジェクト」のメンバーは、大半が被災者です。それでも山田町の観光を復活させようと、「山田湾シーカヤックツアー」「山田牡蠣小屋応援」などを続けています。当会は、この山田夢プロジェクトが、担い手が活動し、元気に進む姿が復興のシンボルになると考え、活動を支援しました。左が山田夢プロジェクトの代表「間瀬 慶蔵」さん、右が当会宮古支部長 内舘 義幸さんです。当会の募金箱は宮古支部「うちだて」に設置しており、震災後取材活動を行っている全国の記者さんたちも数多く募金して頂いています。

被災地の復興は、まだまだ先ですが、一歩ずつ、小さな応援でも小さな力となり、やがて大きな活動につながることを願っています。