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東京支部会員75歳×3=225歳 三鉄に乗る

老人

東京支部の寅年生まれ3人様が4月21日から23日まで、三陸沿岸をつぶさに視察いただきました。案内は草野会長です。

当初、3年経っても「我々年寄りが被災地に行っても迷惑ではないだろうか」と躊躇していましたが、まったくそんなことはなく、むしろ「ウエルカム」と伝え、実現しました。

東京⇒一関→気仙沼→陸前高田・ホテルキャピタル1000宿泊→大船渡盛→南リアス線乗車→吉浜→釜石・・根浜 宝来館食事→山田→宮古・北リアス線⇒田野畑・・ホテル羅賀荘宿泊→野田→久慈→二戸⇒東京、実に800キロの旅でした。実にお元気な会員は、榎本恵一さん、近藤聰さん、井戸本恵司さん。大変な実績を残してこられた3人は、仲の良い友人同士で、忌憚ない自由な会話も素晴らしいものでした。「我々の貢献は買い物だ」と、行く先々で驚くほど買い物をしてくれました。被災地に来て、泊まって食事をして買い物をしてくれる、これほど大きな貢献はありません。どうぞ皆様も遠慮せずに、どしどしお越しください。

北リアス線では、三陸鉄道の超有名人望月社長自ら車中ご案内。大感激の3人でした。陸前高田の巨大な工事現場に驚愕し、大槌や山田のまだまだ先の復旧に心を痛め、仮設暮らしを垣間見て涙ぐみ、三鉄の全線再開通を喜び、久慈の「あまちゃんロード」を楽しんだご一行。帰り際「またきっと来ます」と言ってお別れしました。どうぞお元気でまた復興の様子を確かめに来てください。ありがとうございました。

宮古市「藤畑仮設住宅の皆さん」

宮古の

三陸鉄道の全線再開通を一緒にお祝いしようと企画した「三鉄元気もち」をお届けした仮設住宅の一つ「藤畑仮設団地」の皆さんです。とっても喜んでいただき記念撮影となりました。仮設住宅は震災からすでに3年。当然仮設のため、老朽化も進みあちこちに不具合が出てきています。それでもさまざまな事情で仮設住宅から出られない人たちが沢山います。それでもこうして笑顔で地域のコミュニティを大事にしながら頑張っています。「三鉄元気もち」の配布後、3件の団地から「うちにはまだ届いていない」と問い合わせがありました。すぐに宮古支部が対処し、無事すべての団地65カ所1800世帯にお届けしました。夏は暑く、冬は寒い仮設住宅。梅雨には窓が結露でびっしょりになり、そのうえ、隣の声は筒抜けの悪環境です。何とか少しでも早く公営住宅などに移れるよう願うばかりです。その団地の皆様から多くの「感謝」が寄せられました。こちらこそ逆に感謝です。ありがとうございました。

三鉄全線再開記念の餅配り・その後の反響

五日市

会員有志のお手伝いで、宮古市のすべての仮設住宅1800世帯にお祝いの「三鉄元気もち」をお配りしました。その後、三鉄本社に問い合わせが相次ぎました。「うちの仮設団地9世帯なんですが、誰ももらってないというんで確認です」などです。宮古市の仮設団地は全部で65か所。地元の人でも探すのが困難な不便なところが多数あります。綿密に計画を立ててチーム戦でお配りしたのですが、見逃したところが数か所ありました。早速お電話頂いたところには、紅白まんじゅう」を手配して再配達しました。(宮古支部)また、お礼の電話が5件。誰もが三鉄の再開通を喜び、当会の心配りに感謝する内容でした。大したことは出来ない当会ですが、小さなことをコツコツと続けて参ります。今後も皆様の応援をよろしくお願いいたします。東京からご参加された宮津さんのお土産のお菓子は、当日ボランティアで参加してくれた「宮古信用金庫」「岩手銀行宮古支店」の皆様にお礼としてお届けしました。宮津さんありがとうございました。