三鉄マドンナシリーズ 「歳を取らない生え抜きスーパーレディ」 千葉 直子 (18歳以上 99歳未満)

2015032607

凛々しいお姿である。三鉄が誕生した時からマドンナだった。そこから全く歳を取らないため、「UFOに乗ってやってきた」と1期生の社員たちは口を揃える。いつもニコニコと笑顔で仕事をしている。セクハラ、パワハラとも無縁だ。その意味さえ知らない。よい職場環境の中で育ってきた。

生まれは宮古市。大恋愛で結ばれた相手はJR職員。バードウオッチャーとして名高い夫だ。時々オオワシの撮影に一緒に出掛けるオシドリ夫婦だ。でも本当は鳥には興味がない。興味があるのは「お菓子」だ。毎日のようにお客様がお土産に地方の名物お菓子を持ってきてくれる。お菓子専用の窓口業務のため、必然的にお菓子が集まる。お菓子の箱を受け取った瞬間に、甘さ、個数、1個の重量、持参したお客様の出身地を当ててしまう。社員は尊敬の念を込めて「お菓子の女王」と呼ぶ。

毎日2つか3つの菓子箱が千葉直子の机の上に重なる。つまり一年で1000箱くらいが集まる計算だ。千葉直子は、全国すべての銘菓を食べ尽くしたプロだ。味覚人菓子飛行物体直子、「なぜ太らないの」と聞いた男子社員。聞いてはいけない言葉だ。睨まれて震えていた。でもお菓子を持参しないお客様にも、美味しいお茶を入れる優しい心の持ち主でもある。(三鉄は誰にでも美味しいお茶を入れていますのでお菓子で差別はしていません)

千葉直子が心底愛するのは「ヨン様」だけだ。すでに流行は去ってしまっているし、韓流スターブームは「口に出すのも恥ずかしい」流行おくれのものだが、千葉直子は一途だ。夫はヨン様とは真逆らしいが気にしない。会社のパソコン待ち受け画面にも微笑むヨン様。三鉄開業以来、この一途さだけが千葉直子を支えてきた。

三鉄広報担当の若い太田智子と宮古市の小中学校が同じ、と自慢しているが、親子でないことは確かだ。

三鉄社員をすべて知り尽くす千葉直子。金野本部長も逆らえない。仕事が終わっての帰り道。駅前のキャトルで買い物をして自宅へと帰っていく。凛々しい人なのだ。