月別アーカイブ: 2018年1月

会長の「三鉄日記」

謹賀新年  新春のお慶びを申し上げます。会員の皆様にとりまして、2018年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。本年も三鉄応援のために皆さんで力を合わせていきましょう。

1月4日、三陸鉄道の御用始(運転系、駅業務系は年末年始休みなし)でした。毎年恒例の「安全祈願参拝」を宮古市の横山八幡宮にて社員総出で行いました。中村社長はじめ幹部社員の皆さんも、厳粛なご祈祷に新年の誓いを立ててきました。

午後、岩手県 達増拓也知事が恒例の年始の訓示のために三鉄本社に来られました。知事は三陸鉄道の会長でもあり、震災後は必ず御用始の日に三陸鉄道に来られ、社員の皆さんを激励してくれます。訓示は「安全運行」「住民鉄道」「2019年の163キロに向けた準備」など、知事らしい誠実でわかりやすい内容で、しっかりと方向性を示してくれました。
達増知事に中村一郎社長からプレゼントがありました。三陸鉄道の草野球チームで、日本ネスレ様が支援を続けている「キットドリームス」の公式ユニフォームです。背番号は「1」で、シアトルマリナーズの岩隈久志投手(キットドリームスのゼネラルマネージャー)の直筆サイン入りのユニフォームです。サイズはXO。達増知事がいかに大柄かわかります。背中には「1」のと「TASSO」のネームが入っています。

三鉄キットドリームスは、オーナーが三陸鉄道 中村一郎社長、監督が宮古市の山本正徳市長、ゼネラルマネージャーに岩隈投手という豪華版のチームです。本拠地は宮古市田老の新野球場で、震災に負けず「きっと夢がかなう」をスローガンに結成されました。目標は草野球日本一です。「目指せ草野球日本一」というラッピング列車が走るほど徹底しています。
2019年、三陸鉄道は大船渡市の盛(さかり)駅から久慈駅まで1本のレールでつながり、163キロのローカル線としては日本一長い鉄道会社となります。夢は大きく、沿線住民の復興のシンボルとして大きな期待と役割を担っていきます。とはいえ、固定費の増加など課題は山積しています。会員の皆様の益々のご支援、応援をよろしくお願いいたします。