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三鉄ぽっぽ屋「怒涛の勝手に前進。気が弱いマイウエー男」 磯谷 誠司 施設副主任

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このど迫力。全国の三鉄ファン、特に神奈川近辺のファンには隠しておいた秘蔵っ子である。貪欲な知識欲と嫌な顔一つしない行動力で部下の信頼は抜群に厚い。本人は厚いというより熱い。「ちょっと変磯谷君」が通称だ。何が変か、ごく一部を紹介する。まず毎日酒を飲む。そして弱い。すぐに吐く。海鮮ラーメンが大好き。でもホヤとカキが嫌い。サンマは大好物で刺身が特に好きだ。鮮度が良ければ決して当たることはないけど、大事にちょびちょび食べていたら当たった。七転八倒の苦しみ。しかも2回も。それでも懲りずに食べ続けている。家で酒を飲むと「ウザイ」と言われるので隠れて飲む。相手にしてくれないので犬が欲しい。このあたりもちょっと変だ。もちろん女性に興味もある。佐藤鯛希や吉田部長が玲奈ちゃんやAKB48に浮かれているが、まったく興味がない。興味があるのは熟女。しかも50歳から55歳までの菩薩様のような人だ。若い子は話すと面倒だしついていけないし、相手にされないし、つまらない。こんな磯谷だが仕事は決して手を抜かない。真面目でしっかりしていると周囲の評価だ。手先が器用で切り替えも早く、OFFタイムは仕事を持ち込まない。三枚目路線を歩んでいるが、実は吉田を超えるイケメンなのだ。会って損なし。次のスターは間違いなく「いそがい」に決定。ただちょっと変。

三鉄ぽっぽ屋シリーズ「あまちゃんの隣、センターをゲット」 佐藤 鯛希 施設係

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当然社内のひがみを一手に集めた大器である。名前は鯛と希。「あまちゃん」のあとは「まれ」。ついている男だ。NHK「突撃あっとホーム」はこの写真。もっとも目立つ場所にいた。NHK[おかあさんといっしょ]や「AKB48・恋するフォーチュンクッキー」でもセンターをゲットした。大柄な体躯に軽妙なリズム感。テレビ局の担当ディレクターも「どうしても外せないキャラ」らしく、ついメインになってしまう。あの能年玲奈ちゃんが突然登場した時は、すべての練習成果を忘れ、とまどい、目が点になり、次に浮ついてしまった。周囲とまったく合わない踊りでも爆笑される人気者なのだ。先輩たちがいくらひがんでもかなわない。社内一のイジラレキャラである。かまってもかまってもこの笑顔。

震災後、ある冬の時。北リアス線が豪雪被害に見舞われ、遠路南運行部から駆け付けた。雪の重さで倒木した大きな木が倒れたまま凍っていた。チェーンソーでトライしたのが鯛希である。凍った表面にチェーンソーが跳ね返り、自分の太物にあたった。瞬間真っ白い雪面が真っ赤な鮮血。救急車で病院に運ばれたが幸い足の切断は免れた。何重にもはいていた衣服に守られたのである。運も強い。

地元消防団に属し、火災や災害があれば何時でも真っ先に駆け付ける。

子供二人のよきパパとして、鯛希は今日も元気に裏方作業。列車の安全運行のために奮闘する毎日である。

 

三鉄ぽっぽ屋シリーズ「最後の大物、ファンも見逃す大物登場」 及川克彦 主任運転士

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南リアス線で運転をしている。寡黙である。三鉄ではもっともミステリアスな男と呼ばれている。これだけ人気の高まった中で、一切マスコミには登場しない。というか、テレビカメラが来ると、スーッと消えてしまう。菊池弘充、山蔭康明と同期であるがつるむことはない。仲がよくないように映る。菊池と山蔭はモテない。妻がいない。及川は蔭では結構モテる。妻がいる。仲が悪い原因かもしれない。この写真はようやく少し笑った貴重なシーンである。ほとんど寡黙でニヒルである。365日、一日も欠かさず1時間の朝散歩をする。当然嵐の日も。雨ニモマケズ、風ニモマケズ、嵐ニモマケズ、妻ニハ負ケル。芯が強いと評価する人もいるが、どちらかというと異常体質だ。

そんな及川がマスコミに登場しない中で、唯一ポスターに載ったことがある。しかも政府広報のポスターで、あの羽生結弦と一緒にである。ポスターの「に」のところである。

一期生としては若く見える。三鉄の業務はすべてを経験した。いわば三鉄のスペシャリストだ。笑わないが三鉄ツーリストも経験している。学生時代は弓道をしていた。相当の腕前だったとの証言もある。じっと的をにらみ、精神を集中して的を射ぬく。まさにゴルゴ13とそっくりなのだ。

釣が趣味らしい。ただ誰も釣りをしているところを見たことがない。ミステリアス及川。さすがである。