三陸鉄道の熱き男たちシリーズ④坂下政行 取締役事業本部長

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昭和24年生まれ64歳、盛岡市生まれ

三鉄の大黒柱である。岩手県産会社から惜しまれて三鉄へ移籍したのは2010年2月。それから僅か1年で東日本大震災に遭遇した。それからは持ち前の馬力を発揮、望月社長を支えてきた。県や国との交渉事でも「一歩も引かない姿勢」は語り草となっている。

社員には強面の顔と柔軟な顔の両面を見せる。宮古単身赴任は料理が出来ず日々辛い思いも。時折機嫌が良くなる日もあり、その日は「愛妻」が来る日と社員にはバレバレである。愛妻が大事か、料理と洗濯が大事か、常に話題に上る。

若いころは麻雀、摂待にあけくれた、と豪快に笑う。県産会社時代の人脈から、流通関係者にも通じ、三鉄の物産部門を取り仕切っている。酒豪である。しかし、しっかりと家に帰る帰巣本能はすごい。