三鉄マドンナシリーズ 「さんてつシスターズの姉」 大橋 智美 (オオハシ トモミ) 推定30歳から40歳あたり

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2015031202※これは宮古湾に飛来した オオワシ

三陸鉄道宮古駅。ここは三鉄本社がある。前回紹介した田村由菜は妹。姉の大橋智美は2階の本社で主に旅行関係の取り扱い、サービスを行っている。姉妹ともどもスタイル抜群、明るく朗らかな性格で、女子社員も大橋を「アネーゴ=姉御」と呼んで慕っている。

仕事は忙しい。「あまちゃんブーム」「三鉄ブーム」で団体のお客様がどどどーと押し寄せ、その対応に明け暮れたのは昨年だ。個人旅行客の方々も直接電話をしてくる。一人一人丁寧に応対し、できる限りのトラブルを回避する。特に高齢のお客様の勘違いが多い。「あのね・・9月4日二人で行くから予約してくださいな」「はい、9月4日ですね」と9月4日を繰り返して念を押す。それでも、やってくるのが9月3日。「確実に予約したのになんだ」と怒り出す。記録を見せながらご説明に四苦八苦。ようやく自分の間違いを確信したお客様。今度は満席の予約列車に乗せてくれと懇願する。こうした間違い予約をそつなくこなし、逆にファンにしてしまうハート型サービス担当なのだ。

企画列車などのアテンダントもこなす。お客様へのサービスを徹底するので当然人気だ。何度も訪れるコアなお客様「今日、智美ちゃんは出勤してる?」など親しみを込めて聞いてきたりする。人気なのだ。

大橋智美はママさんである。まだ小さな可愛い娘がいるので、おちゃめで徹底的に明るいおばあちゃん(母親)に勤務中は子守を頼んでいる。家族みんなで三鉄を支えてくれているのだ。

震災後も会社の復旧、地域の被災したお客様への心を込めた対応に奔放した。お客様ばかりではない。大橋に甘える社員のケアも仕事だ。時々行う社内親睦会で、酔った望月社長を自宅まで送り届けたり、上司のMAX冨手の精神コントロールや総務部長のムラカミの言語修正・介護など多彩だ。

三鉄はとにかく明るい。前向きだ。笑い声も絶え間ない。その中心にいるのが2児の母、大橋智美アネーゴだ。

 

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