中国で活躍の会員3年ぶり

 

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イオンスーパーセンターの元社長の奥野さんが三鉄にやってきました。盛岡で3年間生活をし、その後、中国へ転勤となりました。永旺投資有限公司・常務副総裁という肩書です。永旺というのは、イオンのことです。中国全土を束ねる広州の本社で活躍しています。盛岡にいた時に、三陸鉄道を勝手に応援する会の会員として交友を広めてきました。

3年ぶりの里帰りのようなものですが、今回の目的は、イオン香港のお店で三陸鉄道を紹介する「東北フェア」のご依頼でした。もちろん望月社長は二つ返事で「何でも協力します」と引き受けました。奥野さんは、多くの香港の人たちに三鉄へ足を運んでもらうようPRしたいとのことでした。

三鉄コーナーを中心に、三陸ワカメや日本酒、岩手の三大麺、新米なども販売します。岩手県の大きなPRになるように頑張りますと大きな体を丸めて説明してくれました。中国では、日本排斥運動の渦中を体験し、今は香港の学生運動に遭遇しています。心なしか、中国人の顔になってきたような。さまざまな危機も、きっとこの温和なスマイルがあれば、中国の方も一気に和んでしまうのではと勝手に想像しています。

国道106号の秋色のすてきな風景の中を車で移動してきました。「日本は本当に素晴らしいと中国で生活していると、つくづく良さが分かります。特に岩手は本当に素晴らしいところ」と感慨深く話してくれました。

なぜか、盛岡で勤務された方は、みなさん大出世をしています。一緒に来たイオン香港の奥嶋さんは、大の鉄ちゃん。望月社長のサインが欲しいと「三鉄情熱復活物語」を持参。頂いたサイン本を震えながら鞄にしまいました。11月12日から香港で大々的に開催される「東北観光物産展」。三鉄が海外でも人気が高まりますよう香港イオンの奥嶋さん、よろしくおねがいします。

2014.10.31盛岡タイムス掲載