感動の沖縄35缶コーヒー

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「35」と表示してあります。なんと「サンゴ」と読みます。イオンモール盛岡南「結の市」の中に山積みされていました。左はずいぶん前から売られていましたが、右の「黒糖」は6月から新発売だったそうです。もともと「おいしい」と評判の「35缶コーヒー」でしたが、新しく投入された「黒糖」は従業員皆さんが「うまいっす」と感動しています。

私も買って飲んでみました。「なんだこりゃあ」と声を上げてしまいました。グルメレポーター的コメントは表現できません。陳腐な表現ですが「ほんとにうまいぞ」とシンプルに驚きを表現してしまいました。店長の高橋さん(女性)に聞きましたら、「実はイケメンなんです」と意味不明のお返事。なぜイケメンなのか、さらに探りましたら、この35缶コーヒーの沖縄のメーカーから送られたプロモーションビデオに映っている「南西食品」(35缶コーヒーの製造者)の社員がイケメン、ってあまり味とは関係ないお返事でした。でもそのこととは無関係に素晴らしくおいしいコーヒーなんです。沖縄ではずっと人気の缶コーヒーのようですが、沖縄以外では何と岩手の結の市にしかない超レアな商品なのです。

製法がまた感動ものです。沖縄県が認めた製造者だけが使える「風化サンゴ」で焙煎(ばいせん)しているそうです。そのため熱がじっくり入り奥の深い味覚になるようです。なんとも爽やかで、口から喉、そして胃袋までヨダレが笑いながら流れていくのです。黒糖の甘さもくどくなく、沖縄の青空のようなすっきり系です。岩手の人たちは沖縄好きです。沖縄の石垣島との交流は「かけはし」となってずっと続いています。そんな風土も受け入れやすい環境を造っているのですね。岩手では絶対に製造不可能な「サンゴ焙煎」のこの缶コーヒー、拍手拍手。ぜひ一度お試しください。

ちなみに、宣伝になりましたが、私がどんなにPRしても収入にはなりません。勝手にPR。それだけです。ちなみに高橋店長は「沖縄からの送料がかかってしまい、どうしても130円になってしまいます」とのこと、実に良心的ですね。そりゃあ仕方ないです。ありがたいお心遣いにも再び拍手

2014.6.20  盛岡タイムス掲載