日別アーカイブ: 2014年6月20日

感動の沖縄35缶コーヒー

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「35」と表示してあります。なんと「サンゴ」と読みます。イオンモール盛岡南「結の市」の中に山積みされていました。左はずいぶん前から売られていましたが、右の「黒糖」は6月から新発売だったそうです。もともと「おいしい」と評判の「35缶コーヒー」でしたが、新しく投入された「黒糖」は従業員皆さんが「うまいっす」と感動しています。

私も買って飲んでみました。「なんだこりゃあ」と声を上げてしまいました。グルメレポーター的コメントは表現できません。陳腐な表現ですが「ほんとにうまいぞ」とシンプルに驚きを表現してしまいました。店長の高橋さん(女性)に聞きましたら、「実はイケメンなんです」と意味不明のお返事。なぜイケメンなのか、さらに探りましたら、この35缶コーヒーの沖縄のメーカーから送られたプロモーションビデオに映っている「南西食品」(35缶コーヒーの製造者)の社員がイケメン、ってあまり味とは関係ないお返事でした。でもそのこととは無関係に素晴らしくおいしいコーヒーなんです。沖縄ではずっと人気の缶コーヒーのようですが、沖縄以外では何と岩手の結の市にしかない超レアな商品なのです。

製法がまた感動ものです。沖縄県が認めた製造者だけが使える「風化サンゴ」で焙煎(ばいせん)しているそうです。そのため熱がじっくり入り奥の深い味覚になるようです。なんとも爽やかで、口から喉、そして胃袋までヨダレが笑いながら流れていくのです。黒糖の甘さもくどくなく、沖縄の青空のようなすっきり系です。岩手の人たちは沖縄好きです。沖縄の石垣島との交流は「かけはし」となってずっと続いています。そんな風土も受け入れやすい環境を造っているのですね。岩手では絶対に製造不可能な「サンゴ焙煎」のこの缶コーヒー、拍手拍手。ぜひ一度お試しください。

ちなみに、宣伝になりましたが、私がどんなにPRしても収入にはなりません。勝手にPR。それだけです。ちなみに高橋店長は「沖縄からの送料がかかってしまい、どうしても130円になってしまいます」とのこと、実に良心的ですね。そりゃあ仕方ないです。ありがたいお心遣いにも再び拍手

2014.6.20  盛岡タイムス掲載

盛況!三鉄社長杯釣り大会

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三陸鉄道は列車企画ばかりではなく、沿岸そのものを応援する「地域貢献」も大事な行動として徹底しています。5月25日、南リアス線の職員たちが裏方となり、80人もの参加者を集めて釣り大会を行いました。

大船渡市三陸町吉浜が会場です。次の復興担い手を育成しようと望月社長が先頭に立ち「吉浜元気組」を応援してきました。吉浜元気組の若手漁師と先輩漁師の11隻が出動です。三鉄職員は準備のため午前4時から会場を設営し、協賛会社からの賞品などを並べたり大忙しでした。6時30分、さあ一斉スタートだ、と号令がかかった途端、暴風が襲ってきました。港の中に待機すること2時間。大会ができるかどうか、神に祈るような気持ちで「風、やんでくれ」と手を合わせていました。80人の参加者は、皆さん釣り好きなんですね。誰も帰ろうとしません。10時に風がやまなかったら中止します、と告げた9時30分。大阪、名古屋、仙台など遠くからの参加者の皆さん、ようやく釣りができる喜びの顔。帰ってきたときは下を向いていました。

釣り時間を延長し午後2時に終了。その後、獲物を検査して表彰式です。望月社長賞は大船渡の72歳の方でした。老人パワーを存分に発揮していただきました。ナメタガレイやマコガレイなど大物続出でしたが、大差のついた大会となりました。若手漁師に交った3人の老船頭の船が上位独占の結果に「まだまだ若いもんには…」と真っ黒い顔にニヒルな微笑。かっこいいですね。石森さん、舟越さん、腕を磨いて再挑戦してください。ご協賛いただいたアサヒビール、イオンスーパーセンター、キャスティングの皆さま、ありがとうございました。

2014.6.13  盛岡タイムス掲載